【高瀬高等学院】サポート校コラム(9月号)

73年ぶりに法律が変わる! 通信制高校が「特別」ではなくなる日

こんにちは、高瀬高等学院の高瀬です。
あなたは他人に「通信制高校に通っています」と伝えるとき、相手の反応が気になったことはありませんか?15~19歳を対象に行ったある調査によると、「通信制高校に通うことに対して、世間には偏見や誤解がある」と答えた人は約8割もいたそうです。

しかし今、通信制高校をとりまく環境は大きく変わろうとしています。2026年7月、「高等学校の定時制教育及び通信教育振興法の一部を改正する法律」という新しい法律ができたのです。1953年に作られた古い法律を、現代社会の状況に合わせて改善したもので、ひとことで言えば、通信制高校を「特別な事情がある人のための例外的な学校」ではなく、「これからの社会において普通に必要な学びの場の一つ」としてとらえますよ、という内容です。

これまで通信制高校は、働きながら学ぶ人や、さまざまな事情で全日制高校に通うことが難しい人のための教育の場として発展してきました。しかし現在の通信制高校で学ぶ生徒層はさまざまです。

  • 自分のペースで学びたい人
  • スポーツや芸術活動と勉強を両立したい人
  • 海外や地域での活動に時間を使いたい人
  • 学校生活でつまずいた経験があり、新しい環境で再スタートしたい人

など、通信制高校を選ぶ理由は一人ひとり違います。

今回の法改正では、そうしたいろんな学びを支えるために、通信制高校の責任がよりハッキリと定められました。例えば設備や学習環境を整えること、教育の質を高めること、ICTなどを活用して学びを充実させることなど、通信制高校をよりよいものにしていくための仕組みづくりが進められます。つまり、「通信制は全日制より劣る」かのような考え方はもう古い、「通信制だからこそ、一人ひとりに合った質の高い学びを提供しよう」という方向へ、法律を含めた世のなか全体が動き始めたのです。

しかし、法律や制度が変わるだけであなたの未来が自動的に決まるわけではないですよね。大切なのは、その環境をあなたがどううまく使うかです。では、この変化をどう考えればよいのでしょうか。

確かに最初は「他に選択肢がなかったから通信制にした」という人もいるでしょう。しかし、それはきっかけにすぎません。あなたのその決断は、「自分に合った学び方を選択するんだ!」という意義ある第一歩だったと胸を張ってください。

同じ通信制高校に通っていても、過ごし方は人によって違います。誰かと同じ道を歩く必要はありません。

  • 「自分にはどんな学び方が合っているのか」
  • 「通信制高校に通うことで、何を経験したいのか」

そんな問いを心に投げかけながら、自分だけの高校生活を作っていってください。例えば興味のある分野を深く調べてみたり、資格取得に挑戦してみたり、アルバイトを通じて社会経験を積んでみたりといった活動は、全日制より取り組みやすいはずです。

だからこそ知っておいてほしいのは、通信制高校は、決して特別でも、後ろめたく思う場所でもないということです。「通信制だから何ができないか」ではなく、「通信制だから何ができるか」に目を向けてみてください。あなたが今いるのは、まさにこれから広がっていく「新しい学びの形」なのです。その環境を、自分の未来をつくる力に変えていきましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次